「OLS-7」①骨折リスク評価ツールを用いたリスク評価

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こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第235談

 

骨粗鬆症ケアの実践に便利な評価ツール「OLS-7」

 

その紹介シリーズ

今回は、「①骨折リスク評価ツールを用いたリスク評価」

 

【詳細版】

  • FRAX®︎による定量的評価
  • FOSTA
  • 身長低下

【簡易版】

  • 身長,
  • 体重
  • 年齢
  • 既存骨折
  • 家族歴
  • FOSTA
  • 身長低下

【ミニマム版】

  • FOSTA
  • 身長低下

 

FRAX®は、この先10年間の骨折危険性が計算できるツールで、インターネット上で簡単に評価できます。

 

(FRAX®については、過去の記事のこちらをご参照ください)

計算してみよう!あなたの今後10年間の骨折リスクは?

FRAX®の計算に必要な12の危険因子とは?

FRAX®のカットオフ値と問題点

 

FOSTAは、[体重(kg)-年齢(歳)]×0.2 で算出された値が-4未満であれば高リスク群になります(ただし,男性には使用できません)。

 

FOSTAについては、こちらを

年齢と体重だけでできる骨粗鬆症チェック

 

この評価は職種に関係なく実施できるので、問診票などを用意すれば待ち時間や空き時間に記載してもらうのも方法ですね。

 

あなたの職種やあなたの施設では、どの評価ができますか?

 

当院は、以下の評価を実施しています。

  • FRAX®︎
  • 身長,
  • 体重
  • 年齢
  • 既存骨折

 

これらの項目は、骨粗鬆症マネージャーがデータベース登録時にカルテから収集しています。

FRAX®︎はカルテから計算に必要な情報を収集し、データベース登録時に計算しています。

データベース上にFRAX®︎の計算ページにつながるリンクを掲載しているので、すぐに計算できます。

既存骨折については、次回の②既存骨折と併存疾患の確認で紹介します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第235談でした(^ ^)

 

(参考:鈴木敦詞:骨粗鬆症リエゾンサービスと簡易評価票「OLS-7」について;The Journal of Japan Osteoporosis Society Vol.2 No.2 2016)

 

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