日本における「骨粗鬆症」の現状

 

こんにちは(^ ^)

今日、日本骨粗鬆症学会のホームページを閲覧していると、第3回の骨粗鬆症マネージャーの試験合格者が発表されていました。

私は第1回目の試験を受験しましたが、もうあれから2年が経過したと思うと、この間に十分な活動ができていたのか疑問に感じます。

 

全国各地で骨粗鬆症マネージャーがご活躍することを祈っていますし、私も刺激を受けます。

 

さて、本題になりますが、我が国における骨粗鬆症の現状(問題点)を皆さんご存知でしょうか?

 

骨粗鬆症の「鬆」の字が書けない!

ではありませんよ(^ ^)

 

骨粗鬆症を噛まずに言えない!

でもありませんよ(^◇^;)

 

1つ目は、“検診率の低さ”です。

 

骨粗鬆症であるかどうかの検査を受けている人の割合ですが、どれくらいなのか想像できますか?

 

なんと、約5%です。 たったの5%です。

 

もし100人しかいない村があるとすれば、5人しか骨粗鬆症であるかどうかの検査を受けていないことになります。

 

かなりさみしいことですよね。

 

そして、2つ目の問題点は、“治療率の低さ”です

 

どれくらいと思いますか?

 

骨粗鬆症でありながら、治療をしている人の割合ですよ。

 

答えは、約20%です。

 

先ほどの100人の村で例えると、5人が検査を受けて、仮に5人全員が骨粗鬆症と診断されても、治療を受けているのはそのうちのたった1人です。

 

この現状をどう思いますか?

 

“検診率の低さ”

“治療率の低さ”

 

それぞれ原因はあるかと思いますが、骨粗鬆症に対する一般の方の認識の低さだけでは説明できません。

 

医療者側からの十分な啓蒙活動が行われていないこと、骨粗鬆症の検査・治療に対するシステム作りができていないことも考えられます。

 

骨粗鬆症マネージャーとして少しでもこれらの問題を解決できるように寄与していきたいと思っています。

 

やれる事はたくさんあります。やらないといけない事はもっとあります。

立ち止まる事なく、前進していきたいと思います。