リハ医学会にて発表してきました

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第36談

 

昨日から3日間、岡山県にて第54回日本リハビリテーション医学会学術集会が開催されています。

 

私は、仕事などの都合で昨日のみの参加となりましたが、ポスター発表をさせていただきました。

(ポスター会場)

今回の発表内容は、当院における大腿骨近位部骨折症例の骨粗鬆症に対する評価と治療の実態を後方視的に調査して、問題点を把握し、改善に向けた取り組みの実施までの活動報告です。

 

急性期病院での骨粗鬆症マネージャーの役割として2次骨折の予防は重要であり、特に当院のように大腿骨近位部骨折症例が年間200症例を超える病院では対策を講じる必要性は言うまでもありません。

 

骨粗鬆症マネージャーを取得して、2次骨折の予防を活動の柱として取り組み続け、ようやくその取り組みが開始できたことは、たくさんの周りの方々のご協力があってのことだと思っています。おそらく一人では、ここまでたどり着けませんでした。

 

本当に感謝の気持ちでいっぱいです。

今日は、その感謝の気持ちも込めて活動内容を発表させていただきました。

 

ただ、発表した後の質問を終えて思った率直な感想は、骨粗鬆症リエゾンサービス、骨粗鬆症マネージャーの認知度が思った以上に低いことでした。

 

骨粗鬆症マネージャーというのは、貴院でのオリジナルの資格なのか?」

「このような現状は貴院だけなのか、全国的なものなのか?」

「このような取り組みは効果があると報告されているのか?」

などなど

 

もっと骨粗鬆症マネージャーとして啓発活動を続けていかないといけないことを痛感しました。

 

でも、最後に声をかけていただいた方は、リエゾンサービスを積極的にされている施設で勤務されているそうで、情報交換ができたことは貴重でした。

 

これで、春から夏にかけての学会は一区切り。

夏は講演や研修の機会が控えているので、そこで骨粗鬆症の啓発活動を行いたいと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第36談でした(^ ^)

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