第6回泉北骨関節セミナーのご案内

#骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #理学療法士 #ベルランド総合病院

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第53談

 

案内していたと思っていましたが、すっかり忘れていました。

今週末に当院ベルランド総合病院にて第6回泉北骨関節セミナーが開催されます。

 

今回は骨粗鬆症に直接関係のない話ですが、興味のある内容です。

もちろん業務を早く終わらせて参加する予定です。

 

来週は、第98回南大阪整形外科談話会に招待されまして、当院における骨粗鬆症リエゾンサービスの話をさせていただきます。

準備は着々と進んでおり、今からお話しできるのが非常に楽しみです。

また報告しますね(^ ^)

 

以上、骨粗鬆症マネージャが教える!骨折予防に必要なこと 第53談でした(^ ^)

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【学会報告】第19回日本骨粗鬆症学会で発表してきました

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第52談

 

今回は、先日10月20〜22日に大阪国際会議場で開催された第19回日本骨粗鬆症学会の参加・発表報告です。

地元大阪での開催で3日間とも自宅からの日帰り、、、。

遠方での旅行気分は全くゼロでした。 去年は仙台で楽しかったのに、、、。

しかも、台風が近づいているため終始雨でした。

傘を手放すことができない、いつも以上に大変な学会でした。 雨男健在です。

 (会場12階からみた雨の大阪)

さて、今回は、「大腿骨近位部骨折における術前後の栄養介入が術後の身体機能に及ぼす影響」という演題名で初日にポスター発表させていただきました。

 

大腿骨近位部骨折術後の機能改善に影響する因子の中に、栄養状態が含まれています。

また、大腿骨近位部骨折症例は受傷前から低栄養やサルコペニア、フレイルの状態であるものが多いとの報告があります。

そして、回復期病院において栄養介入による身体機能の改善報告もあります。

 

これらを加味すると、受傷直後すなわち入院直後から栄養介入をすると、術後早期から身体機能の改善が得られるのではないかという仮説でRCTでの介入研究を行いました。

 

結果としては、栄養評価において有意差を認めた項目はありましたが、術後2週という短期での身体機能の改善は得られませんでした。

 

今後は、課題を克服した上で中期的な介入を行うべきか検討したいと思っております。

(第1会場 講演中は満席でした)

さて、今回の学会は今まで以上にOLS(骨粗鬆症リエゾンサービス)に関する報告が多いように感じました。

様々な施設が多職種で連携して独自のOLSを展開しており、かなり刺激を受けました。

そして、羨ましい気持ちになりました。

 

それは、発表されている施設はOLSを認知して活動を支援してもらっていることです。

私の病院は、まだ委員会は存在せず、バックアップももらえていません。

骨粗鬆症マネージャーを多職種で取得して、チームで活動している訳でもありません。

 

それが羨ましい気持ちになったわけですが、その気持ちはすぐに違う気持ちになりました。

OLSの現在の問題点は、骨粗鬆症マネージャーの資格を取得したものの何をしたらいいのかわからない、特に何も活動していないという人が多くいることです。

私は、そのような悩みを抱えている方々に対して“光”を見せられるような活動(発表)をしようと思いました。

 

事実、当院でも6月より大腿骨近位部骨折症例に対してOLS活動を始めることができました。

「一人からでもOLSを始めることができる!

もちろん、様々な方の協力はいただきましたが、チームはなくてもOLSができることを今後も発信したいと思います。

 

来年の学会は長崎です。

今から楽しみにしています。

皆さんも、是非参加してください。

 

また、会場では遠慮なく声をかけてくださいね! よろしくお願い致します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第52談でした(^ ^)

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第19回日本骨粗鬆症学会にむけて

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第51談

 

いよいよ、今週末の20日から第19回骨粗鬆症学会が開催されます。

昨年の仙台での大会からもう1年が経つのですね。早いものです。仙台の牛タンは最高でした。

 

今回は、大阪国際会議場での開催となります。

地元大阪での開催ということで、3日間の日帰りは若干辛いですが、どうしようもないですよね。

 

さて、今回も演題発表させていただきます。

昨年同様にポスター発表となりますが、昨年の電子ポスターではなく、通常の紙上での発表になります。

先日、無事にポスターの印刷が終えました。

今は3分という短い発表時間で伝えたい想いがまとまるのか思案しているところです。

 

抄録を閲覧していると、骨粗鬆症リエゾンサービスに関する演題が多くみられました。

骨粗鬆症マネージャーがどのような活動をしているのか、拝聴できるのが非常に楽しみです。

今年もしっかり勉強して、充実した3日間を過ごし、骨粗鬆症マネージャーとしてさらにレベルアップできるようにしたいと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第51談でした(^ ^)

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骨に必要な牛乳の日本とアメリカの大きな違いとは?

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第50談

 

強い骨を形成するためには、骨の主要材料であるカルシウムの摂取は必須です。

 

日本人はカルシウムの摂取量が慢性的に少なく、その不足分は牛乳1杯(1本)分くらいではないかといわれています。

 

カルシウムをはじめ、栄養に関しては以前にも取り上げて話をしてきましたが、

今回はカルシウムの摂取でよく用いられる牛乳について、日本とアメリカの違いをご紹介したいと思います。

過去の記事

骨粗鬆症になりやすい5つの生活習慣

骨粗鬆症の予防と治療に必要な4つの栄養素

知らないとマズイ! 1日に必要なカルシウム量は?

やってみよう!カルシウム摂取量チェック!

食べてみよう!カルシウムが多く含まれる食材とは?

 

もちろん、サイズがアメリカは馬鹿でかいことや価格が若干高めであることなどの違いはありますが、

今回は骨折予防に関することの違いを紹介します。

 

その違いとは、、、ビタミンDの含有量です。

 

アメリカのほとんどの牛乳にはビタミンDが多く含まれています。

ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける作用があることは以前紹介しましたが、

アメリカではそのような観点からビタミンDの含有が推奨されています。

 

ビタミンDはその他にも転倒予防や筋力増強効果が証明されており、

骨折しない体を形成するために欠かすことのできない栄養素の一つです。

 

ビタミンDに関する過去の記事

こんなにすごい!ビタミンD!

なぜ高齢者はビタミンDが不足しているのか?

ビタミンDを食事で摂るならこれが良い

クララとビタミンDの意外な関係とは?

 

なので、牛乳のパッケージにも違いがあります。

アメリカではビタミンDの含有が当たり前になっているため、あえてビタミンDを少なくしている牛乳は

ビタミンD抜き」のような表示がされています。

それに対し、日本の牛乳はあえてビタミンDを多く含有しているものに、「ビタミンD入り」のような表示がされています。

 

今度スーパーで乳製品売り場の前を通った際は、ぜひ牛乳のパッケージを見てみてください。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第50談でした(^ ^)

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地域連携・多職種連携セミナーで発表してきました

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第47談

 

先日は、ホテルアゴーラリージェンシー堺で開催された「骨粗鬆症の地域連携・多職種連携セミナー」で発表させていただきました。

当初想定していたら参加人数よりも多かったらしく、部屋が変更になるくらいの盛況でした。

 

私の発表演題は、「骨粗鬆症マネージャーが主体となって開始に至ったリエゾンサービスの経験」でした。

今回は、骨粗鬆症との出会いから、当院での大腿骨近位部骨折症例に対する検査・治療の現状の把握、そして次の骨折を予防するために取り組んだ内容についてお話しさせていただきました。

 

私は理学療法士ですが、理学療法士に特化した話ではなく、一人の骨粗鬆症マネージャーとして話をさせていただきました。

 

3年近くかかった取り組みを30分という短い時間で話をするのは大変でしたが、無事に形になったのではないかと思っています。

 

私の発表の後は、大阪府済生会吹田病院の院長であります黒川正夫先生の特別講演がありました。

今までは講演会や学会などで黒川先生のご講演を聴講者の一人として聞いていたのですが、初めてお会いしてお話をさせていただいて大変光栄でした。

 

講演を拝聴して、1次骨折の予防、2次骨折の予防、地域連携の重要性とその取り組みについて参考にさせていただきたい内容が盛りだくさんで有意義な時間を過ごせました。

 

骨粗鬆症マネージャーにおける現在の問題点は、「資格を取ったものの主な活動をしていない」、「連携や交流もない」、「でも、何かしたいと思っている」などがあります。

今回のセミナーで少しでも解決できるヒントを感じてもらえていたらと思っています。

 

また、今後も骨粗鬆症マネージャー同士が交流を図れるような機会を作っていきたいと思います。

 

ますます頑張らないといけませんね(^ω^)

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第47談でした(^ ^)

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新たな出会い

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第46談

 

今日は、新たな出会いがありました。

骨粗鬆症の予防、二次骨折の予防について、いろんなお話をすることができました。

 

業種は違えど、共通のテーマがあると話は弾み、あっという間に時間が経過していました。

 

このご縁を大切にして、これからも良い交流ができればと思っています。

 

さて、明後日は「骨粗鬆症における地域連携・多職種連携セミナー」での発表です。

ここでも、たくさんの新たな出会いができることを楽しみにしています。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第46談でした(^ ^)

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FRAX®の計算に必要な12の危険因子とは?

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第44談

 

前回は簡単ではありますが、FRAX®の紹介をさせていただきました。

今回は骨折確率を算出するために必要な12の危険因子についてご紹介させていただきます。

 

以下に12の危険因子を挙げました。

 

・年齢

・性別

・体重

・身長

・骨折歴

・両親の大腿骨近位部骨折歴

・現在の喫煙

・糖質コルチコイド

・関節リウマチ

・続発性骨粗鬆症

・アルコール(1日3単位以上) 3単位→こちらを参考

・骨密度(大腿骨頸部の骨密度)

 

大腿骨頸部の骨密度はDXAによって測定された結果を入力する必要がありますが、測定ができない場合はその他の臨床危険因子のみでも計算できます。

 

骨密度以外は比較的簡単に聴取できる項目であるため、適応範囲が広いですね。

 

当院が開催した骨粗鬆症をテーマとした市民公開講座では、FRAX®の測定コーナーを設けたのですが、非常に好評で算出された骨折確率に対して様々な反応がみられました。

 

骨折や転倒に対する注意喚起を促すためにも、非常に有効な評価ツールです。

 

次回は、FRAX®のカットオフ値や問題点についてお伝えしたいと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第44談でした(^ ^)

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計算してみよう!あなたの今後10年間の骨折リスクは?

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第43談

 

あなたは、今後10年間の骨折りスクはどれくらいかご存知ですか?

リスクは低いのか、それとも意外と高いのか。

気になりませんか?

 

現在、その骨折りスクを簡単に評価できる方法があるんです。

その評価ツールの名前は、FRAX®(fracture risk assessment tool)です。

フラックスと呼びます。

 

これは、2008年にWHOにより提唱されたもので、その人の今後10年間に起こると予想される骨折発生危険度が計算できます。

 

方法は、インターネットに接続し、12の危険因子を入力するだけです。

そうすると、自動的に大腿骨近位部あるいは主要骨粗鬆症性骨折の骨折確率が算出されます。

(FRAXの入力画面)

計算式は非公表ですので、机上ではできません。

以下にFRAX®の特徴を挙げました。

 

FRAX®の特徴

・世界44カ国のツールが作成されている

・各国の骨折発生率、平均余命で調整されている

・50歳以上の男性、閉経後女性に使用できる

・取り扱いが簡単である

・日常診療に適用できる

・閾値はあくまで「提案」であり治療を強制するものではない

 

各国ごとに計算式を調整されているのは大きな特徴ですよね。もちろん日本版も作成されています。

 

また、日常診療での取り扱いが簡単で、病院の待ち時間のうちに患者さんに必要項目を記入していただき、病院職員が骨折確率を算出してから、診察を受けるといった方法をとっている病院もあるそうです。

 

私も使用しておりますが、非常に簡単ですぐに算出することができます。

 

次回は、計算に必要な12の危険因子についてお話をさせていただきます。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第43談でした(^ ^)

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骨粗鬆症における地域連携・多職種セミナーのお知らせ

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第42談

 

今回は、「骨粗鬆症における地域連携・多職種セミナーin南大阪」のお知らせです。

日時:2017年 9月15日(金)18:50~20:30

場所:ホテルアゴーラリージェンシー堺

 

今回のセミナーのテーマは「骨折連鎖を断つ医療連携」です。

 

このテーマは私自身が現在骨粗鬆症マネージャーとして活動しているテーマと合致しています。

そのような素晴らしいセミナーで私は一般演題で講演させていただきます。

 

演題名は「骨粗鬆症マネージャーが主体となって開始に至ったリエゾンサービスの経験」とさせていただきました。

 

また、特別講演として、大阪府済生会吹田病院の院長である黒川正夫先生がご講演されます。

学会やセミナーで黒川先生の話をいつも拝聴して勉強させていただいておりましたので、その黒川先生とご一緒させていただくことに感謝するとともに今から緊張しております。

 

本セミナーの目的は、骨粗鬆症マネージャーの資格をもっているがどう活動していいのかわからない方に活動のヒントを掴んでいただくことや、他施設との交流がない方々に情報交換する機会を作れればと考えております。

 

もちろん、骨粗鬆症マネージャーの資格を取得されている方だけでなく、骨粗鬆症に興味をもっている方、介護予防や転倒・骨折予防に興味がある方々のご参加もお待ちしております。

 

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第42談でした(^ ^)

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応募開始!骨粗鬆症マネージャーレクチャーコース

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第40談

 

いよいよ、本日より第11回の骨粗鬆症マネージャーレクチャーコースの参加登録が始まりました。

骨粗鬆症マネージャーを取得するためには必須の研修会です。

 

12時より登録が開始となり、私も気になって学会のホームページを開こうとしたのですが応募が殺到しているのか、ページに接続できませんでした。

 

定員は500名ですので、まだの方は忘れずに。

 

ちなみに、今回は当院より看護師2名が無事に登録できました!!

骨粗鬆症マネージャーの取得が叶えば、非常に心強い存在になります(^ ^)

全力で応援させていただきます!!!

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第40談でした(^ ^)

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