こんにちは(^ ^)
骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第50談
強い骨を形成するためには、骨の主要材料であるカルシウムの摂取は必須です。
日本人はカルシウムの摂取量が慢性的に少なく、その不足分は牛乳1杯(1本)分くらいではないかといわれています。
カルシウムをはじめ、栄養に関しては以前にも取り上げて話をしてきましたが、
今回はカルシウムの摂取でよく用いられる牛乳について、日本とアメリカの違いをご紹介したいと思います。
過去の記事
もちろん、サイズがアメリカは馬鹿でかいことや価格が若干高めであることなどの違いはありますが、
今回は骨折予防に関することの違いを紹介します。
その違いとは、、、ビタミンDの含有量です。
アメリカのほとんどの牛乳にはビタミンDが多く含まれています。
ビタミンDはカルシウムの吸収を助ける作用があることは以前紹介しましたが、
アメリカではそのような観点からビタミンDの含有が推奨されています。
ビタミンDはその他にも転倒予防や筋力増強効果が証明されており、
骨折しない体を形成するために欠かすことのできない栄養素の一つです。
ビタミンDに関する過去の記事
なので、牛乳のパッケージにも違いがあります。
アメリカではビタミンDの含有が当たり前になっているため、あえてビタミンDを少なくしている牛乳は
「ビタミンD抜き」のような表示がされています。
それに対し、日本の牛乳はあえてビタミンDを多く含有しているものに、「ビタミンD入り」のような表示がされています。
今度スーパーで乳製品売り場の前を通った際は、ぜひ牛乳のパッケージを見てみてください。
以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第50談でした(^ ^)
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