ついに完成!骨心アプローチ運用マニュアル

#骨心 #骨心理学療法士 #骨心アプローチ #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #OLS #FLS #大腿骨近位部骨折

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第167談

 

当院は大腿骨近位部骨折に対する二次骨折予防の活動を実践しています。

 

FLS(骨折リエゾンサービス)です。

 

活動を始めたのは、2017年6月。

 

もうじき丸3年になろうとしてします。

 

最初は理学療法士による活動でしたが、

徐々に活動の幅が広がり、現在では地域連携、多職種連携ができるようになってきました。

 

当院の活動にも名称が付き、“骨心アプローチ”と呼ぶようになりました。

 

今後も、この活動を取りまとめ前に進めていきたいと思います。

 

そこで、誰でも当院の活動内容が分かるようにするため、

このたび運用マニュアルを作成しました。

 

大腿骨近位部骨折に対する骨心アプローチ運用マニュアル』です。

(表紙)

・当院のFLSの目的

・対象者の抽出から登録までの流れ

・入院中に実施している骨折、転倒リスク評価 などなど

 

全66ページの完全マニュアルです。

 

本当にこれを見れば、当院の活動内容が全てわかります。

いつ、誰が、何を目的に、どのように実施しているのか。

 

活動が院内の一部スタッフだけが実施するのではなく、

関係する部署の全スタッフが内容を理解して活動に参画してもらうことが目的です。

 

そして、この活動が永続的に実施できるように。

 

今日から関連部署への配布準備をしたいと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第167談でした(^ ^)

 

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急性期病院、リハ病院、施設との術後連携を目指して

#骨心 #骨粗鬆症リエゾンサービス #骨粗鬆症マネージャー #OLS #ベルランド総合病院 #大腿骨近位部骨折 #地域連携

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第108談

 

3月8〜9日は福島県で第7回日本脆弱性骨折ネットワーク学術集会が開催されていました。

が、私は参加せずに、病院に残ってOLS(骨粗鬆症リエゾンサービス)活動です。

 

というのも、8日に当院主催の「大腿骨近位部骨折における術後連携を考える会」を開催しました。

 

転院数の多いリハ病院と近隣の施設(老健、有料老人ホームなど)のスタッフに参加をしていただき、術後連携を見直して強化したいという趣旨でこの会を企画しました。

 

そして、この日が記念すべき第1回目。 キックオフミーティングです!

 

今回は、私の方から骨粗鬆症性骨折の危険性や術後連携の必要性、当院の活動内容の紹介、具体的な連携案などについてお話をさせていただきました。

まずは、多くの方にこのような活動の必要性を知っていただくことが重要です。

 

医師、看護師、管理栄養士、薬剤師だけでなく、社会福祉士や施設管理者など多くの職種(46名)にご参加いただき、私の思いを伝えることができました。

 

次回からは、お互いの意見交換を重視し、連携や術後ケアなど実際に疑問に思っているところをその場で解決する会にしたいと思っております。

 

できるだけ多くの施設の方に参加してもらえるようにアナウンスしていきます。

 

「地域連携を図る」とは簡単に口にできますが、すぐにできるものではありません。

 

現在、連携強化を図るための具体的な活動を準備中していますが、焦らずに進めていきたいと思っています。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第108談でした(^ ^)

 

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メディカルスタッフにオススメのアイテム?!

#骨粗鬆症 #骨粗鬆症リエゾンサービス #骨粗鬆症マネージャー #地域連携 #多職種連携 #患者指導

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第83談

 

こんにちは(^ ^)

 

今回は、メディカルスタッフにオススメのアイテムをご紹介したいと思います。

それは、Osteoporosis Japan plus(オステオポローシス・ジャパン・プラス)という、医学雑誌です。

 

骨粗鬆症と加齢性運動器疾患の総合情報誌として、

骨粗鬆症、ロコモ、サルコペニア、フレイルや、多職種連携、地域連携、患者指導など

チーム医療に携わるメディカルスタッフのための情報が掲載されています。

年に4回発行されており、私も毎回楽しみに読ませていただいております。

 

これから骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)を始めようとしている方や、OLS活動で悩んで方、今後さらに活動を発展させたい方など様々なメディカルスタッフに参考になる雑誌だと思います。

 

次号は来月に発刊を予定しています。この次号については、また後日ご報告させていただきますので、お楽しみに!

 

バックナンバーも紹介されているので、ぜひご覧下さい。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第83談でした(^ ^)

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開催報告!堺地域における高齢者骨折を予防する会

#堺市 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #メディカルスタッフ #高齢者骨折

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第81談

 

こんにちは(^ ^)

昨日は時折大雨が降る中で、「堺地域における高齢者骨折を予防する会」が開催されました。

当会はメディカルスタッフを対象としており、共通テーマである「高齢者骨折を予防したい」と思っておられる方々に参加していただきました。

 

堺市においてこのような会は今まで開催されたことはありません。

今回が初めての開催ということで、参加していただける方がいるのだろうかと当日まで不安でした。

しかも、雨の日で足元が悪いという悪条件、、、。

(誰も来なかったらどうしよう、、、)

しかし、

会が始める時にはその不安はなくなり、想定以上の方にご参加していただきました。

 

そして、記念すべき第1回目の会で講演させていただく機会をいただき、

『メディカルスタッフにできる高齢者骨折の予防』というタイトルで熱く語らせていただきました。

(テーマが壮大すぎたと少し後悔)

講演の後は、コーヒーブレイクを挟んでディスカッションタイム。

 

4〜6人のグループを作り、

『高齢者骨折の予防における各施設の課題』というテーマでディスカッションをしていただきました。

 

様々な職種、様々な施設からの意見が飛び交い、情報交換も含めて非常に熱い交流が図れているなと見ていて感じました。

 

最後は、グループごとに話し合った内容の発表です。

 

どのグループも現場での悩みをありのままに表出していただき、そして現場に持って帰れる解決策を考えて発表されていました。

 

その中で、私が最も印象に残った課題は、『連携』です。

  • 院内での同職種間の連携、多職種との連携
  • 他施設の同職種との連携、施設間の連携 などなど

様々な連携に対して課題に思っている方が多くおられました。

 

連携に対しては私もずっと課題と思っているところです。

適切なアドバイスができたかどうか疑問ですが、私も含めて今後このような課題を解決する会になればと思います。

もちろん、他の課題も大切に受け止めさせていただき、できるだけ参加される方の疑問や課題を解決できるようにしたいと思います。

 

終わってから「もっと話をしたかった。」、「いろんな人と話ができて楽しかった。」などの声が聞かれ、ディスカッションをすることに対して好印象を持っていただき、1時間では短かったなと思っています。次回の課題です。

 

最後に、スライドでもお示ししましたが、開催の目的や参加される目的は様々あっていいと思います。

  • 何かしたいけど、何をしたらいいのかわからないから
  • 他の施設が何をしているのか知りたいから
  • 他の職種が何をしているのか知りたいから
  • ただ単純に高齢者骨折の予防について研鑽したいから
  • 多職種連携、多施設連携をする場にしたいから  など

 

今後も定期開催が実現するように、鋭意努力していきたいと思っております。

 

ご興味のある方は是非、2回目以降の途中参加でも全く問題はありませんので、ご参加ください。

もちろん、今回参加していただいた方も次参加して下さいね(^.^)

 

よろしくお願い致しますm(_ _)m

(ここに集まれ!)

以上、粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第81談でした(^ ^)

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来月開催!堺地域における高齢者骨折を予防する会

#堺市 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #高齢者骨折

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第80談

 

こんにちは(^ ^)

今回は、来月に開催される「堺地域における高齢者骨折を予防する会」のご案内です。

 

以下に詳細を記します。

【日時】7月7日(土) 14:20〜16:30

【場所】アゴーラリージェンシー堺

【内容】特別講演とディスカッション

【参加対象者】臨床で高齢者骨折に悩んでいるメディカルスタッフ

堺市は人口が80万人を超えており、高齢化率はほぼ全国平均並みです。

しかし、健康寿命は政令指定都市の中では短い都市です。

 

その原因には少なからず転倒や骨折が影響している可能性があります。

 

堺市において骨粗鬆症リエゾンサービスを積極的に実施している施設は非常に少ないのが現状です。

このままでは、さらに高齢化する堺市において高齢者骨折を増加させてしまいます。

 

少しでも、この問題を解決するためにこのような会を開催することになりました。

 

この会は、骨粗鬆症マネージャーという資格や骨粗鬆症リエゾンサービスという活動は関係なく、

ただ純粋に高齢者の骨折を予防するために、メディカルスタッフに何ができるのか、何をすべきなのかを考えていきたいと思っております。

 

今回は第1回目に過ぎません。

継続開催し、堺市のメディカルスタッフが一つのチームになって、高齢者骨折を予防していきたいと思っております。

 

リハビリ職、看護師、薬剤師、管理栄養士、介護福祉士など多くの職種、多くの職域の方のご参加をお待ちしております。

 

集まれ!堺市のメディカルスタッフ!!

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第80談でした(^ ^)

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知っていましたか?骨に重要な食品が値上がっています!

#骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #カルシウム #ビタミンK

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第76談

 

お久しぶりです! 1ヶ月ぶりの更新となります。

OLSから離れていたわけではありません。

どっぷり臨床でOLSに浸かっており、ブログの更新ができなかったのです(言い訳です)。

 

さて、今回は今月から値上がりとなった骨粗鬆症の予防と改善に必要な食品の話題です。

皆さん、今月からチーズ納豆が値上がったことはご存知でしたか?

 

商品にもよりますが、チーズは2〜17%程度、納豆は10~20%程度の値上げになっています。

値段が上がっていない商品に関しては量が減っている可能性があるそうです。

 

チーズはカルシウム、納豆はビタミンKがそれぞれ豊富に含まれています。

私はともに大好きな食品で骨を意識して自分だけでなく子供達にも食べさせています。

 

骨を守るためには、お金がかかる時代になるのでしょうか。

 

値上がったから食べるのを控えようとせず、こまめに摂取し続けましょう!!

 

今後、納豆に関する豆知識もアップしていきたいと思いますので、楽しみにしておいてください。

 

余談ですが、その他に骨に重要なビタミンDは日光浴で養えるのでお金がかからず安心ですね(^.^)

 

カルシウムに関する過去の記事

知らないとマズイ!1日に必要なカルシウム量は?

食べてみよう!カルシウムが多く含まれる食材とは?

骨に必要な牛乳の日本とアメリカの大きな違いとは?

魚でカルシウムを摂取するつもりが、意外なことに!

 

ビタミンKに関する過去の記事

骨に必要な2つのビタミン!ビタミンDともう1つは?

今日から摂取!ビタミンKが多く含まれる食品とは

納豆菌の恐るべきパワー

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第76談でした(^ ^)

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再入院率は1.5倍! 認知症を伴う大腿骨近位部骨折症例の現実

#大腿骨近位部骨折 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #認知症

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第71談

 

先日新聞の1面に注目すべき記事が掲載されておりました。

それは、高齢で認知症を患っていると、退院して間もなく同じ病気やけがで再入院するリスクが約1.5倍に高まるという調査結果を医療経済研究機構や国立がん研究センターなどのチームが発表したとのことでした。

 

全国987病院に入院した65歳以上の患者183万人の退院後30日以内に再入院した割合を認知症を患う27万人と認知症ではない156万人で比べたそうです。

 

その結果、認知症の人が自宅や介護施設に戻ってから再入院するリスクは、大腿骨近位部骨折では1.46倍であったそうです。

これは、脳梗塞の1.30倍、誤嚥性肺炎の1.23倍よりもリスクが高い結果でした。

 

そして、このリスクは認知症の程度が異なってもその傾向は変わらなかったそうです。

 

臨床で大腿骨近位部骨折症例のリハビリを担当しているものとして同感です。

 

大腿骨近位部骨折は、身体機能の改善に難渋する骨折の一つです。

認知症を伴っていると環境の変化による認知症の進行やリハビリ意欲の減弱などから十分な身体機能の改善が図れないことを多く経験します。

 

そして、退院後に再転倒して、反対側の同じ骨折を起こし再入院する。

 

この再骨折(骨折連鎖)は、私が骨粗鬆症マネージャーを取得して、骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)を行うきっかけとなった事案です。

 

「再骨折(骨折連鎖)を予防したい!」

 

そのためには、骨粗鬆症薬は必須であり、また栄養や運動の介入も重要です。

しかし、認知症を伴う方は、服薬管理など自分ではできないことが多くなってきます。

 

そのような場合には、周囲の方々の協力は欠かせません。

 

骨折の予防は一人で行うのではなく、家族、メディカルスタッフ、施設スタッフ、近隣の方々が力を合わせて行う必要があります。

 

要支援・要介護が必要となった原因として最新の平成28年の報告では、認知症は18.0%で脳血管疾患を抜いて第1位となり、骨折・転倒は12.1%と調査毎に増加しています。

 

今回のこの記事は今後のOLSの活動において、参考となる非常に興味深かいものでした。

ちなみに、この論文は米国老年医学会雑誌電子版に掲載されているそうです。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第71談でした(^ ^)

過去の記事一覧はこちら

 

引用:https://yomidr.yomiuri.co.jp/article/20180221-OYTET50012/

納豆菌の恐るべきパワー

#骨粗鬆症リエゾンサービス #骨折リエゾンサービス #納豆 #ビタミンK

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第66談

 

先日、録画していたTV番組を見ていて勉強になったことをご紹介したいと思います。

 

それは、骨粗鬆症と大きな関係があるビタミンKのお話です。

以前にもビタミンKを取り上げたことはありますが、そこで紹介しなかった内容です。

 

ご存知の通り、納豆は大豆からできるものですが、そもそも大豆にはビタミンKは含まれておりません。

知りませんでした。

では、なぜ納豆にはビタミンKが豊富に含まれているのか?

 

それは、納豆菌の働きによってビタミンKが産生されるからだそうです。

 

そして、その納豆菌は栄養素の吸収を高めるという素晴らしい効果もあります。

 

そんな納豆菌ですが、乳酸菌との相性が抜群だそうです。

「納豆キムチ」ってご存知ですか?

納豆にキムチを混ぜるだけですけどね、、、。

でも、その混ぜるだけでキムチに含まれる乳酸菌が10倍にも増えるとの報告もあるそうです。

 

これを見て私も早速作って見ました。

匂いは強烈ですが、味は抜群でした!!

 

その味ですが、納豆を美味しくするためにはよく混ぜないといけないことはご存知ですか?

混ぜることによって納豆に含まれるグルタミン酸が増えて、美味しさがアップするそうです。

 

納豆って奥が深いですね。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第66談でした(^ ^)

 

過去のビタミンKに関する記事

骨に必要な2つのビタミン!ビタミンDともう1つは?

すぐできる!ビタミンK自己チェック

今日から摂取!ビタミンKが多く含まれる食品とは

 

そのほかの過去の記事一覧はこちら

骨折リエゾンサービスの4つのタイプとは?

#骨粗鬆症リエゾンサービス #骨折リエゾンサービス #OLS #FLS #理学療法士

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第65談

 

先日は、仕事終わりに今年初のwebセミナーに参加してきました。

今まで、多くのwebセミナーに参加していますが、毎回新しい知見に出会うことができ、有意義な時間を過ごしております。

また、現在当院で実施している骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)の今後の活動の新たなヒントも得ることもできました。

 

さて、その当院の骨折連鎖予防に向けたリエゾンサービスは、骨折リエゾンサービス(FLS)の一部でありますが、Gandaらは以下のように活動(サービス)のタイプを4つに分けています。

 

Type A

患者の把握、検査、治療を開始するサービス

Type B

患者の把握、検査を実施し、治療はかかりつけ医に紹介するサービス

Type C

リスクを有する患者を把握し、患者とかかりつけ医に報告するが、評価や患者の治療は実施しないサービス

Type D

リスクを有する患者を把握し教育するが、患者のケア関係者にその結果を伝えるなどはしない

 

(引用:Ganda K, Puech M, Chen JS, et al. Models of care for the secondary prevention of osteoporotic fractures: a systematic review and meta-analysis. Osteoporos Int. 2013;24(2):393–406.)

 

タイプ別のメタ解析の結果では、骨密度検査率や治療開始率はType Aが最も良好で、Type Bが同様に良好であることが明らかにされているそうです。

 

当院の活動はどのタイプに該当するのでしょうか。

患者の把握は、対象が大腿骨近位部骨折症例ですので入院した時点で正確に抽出できています。

そして、入院中にDXAの検査を行い、身体機能も含めて骨折・転倒リスクの評価もできています。

 

あとは、治療です。

治療については、全症例に対して実施できていないのが現状です。

 

当院で治療を実施することもありますし、かかりつけ医にお願いすることもあります。

治療をされずにどこに行かれたのかわからないこともあります。

 

理想は全症例が当院で治療を開始することですが、、、。

それがなかなか難しい。

今はそれができない問題点に対して鋭意改善する努力をしております。

 

なので、現状をタイプに当てはめるとAよりのBというところでしょうか。

 

骨粗鬆症マネージャーとして、今年は昨年以上に活動の幅と活動の質を上げていきたいと思いますので、今後ともよろしくお願いいたします。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第65談でした(^ ^)

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魚でカルシウムを摂取するつもりが、意外なことに!

#骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #カルシウム #理学療法士

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第55談

 

先日、無性に秋刀魚が食べたくなって、買いに行きました。

そして、美味しくビールとともにいただきました。

 

そのカルシウムが豊富な魚ですが、皆さん焼く前に塩をふりますよね。

そもそも、なぜ塩をふるのかわかりますか?

そして、どのタイミングでふりますか?

また、どれくらいふりますか?

 

塩をふる目的はいくつかあるそうです。

重要な目的は、生臭さを取ること、魚の身をしめ旨みが流れ出すのを防ぐことだそうです。

 

では、どのタイミングでふるのか。

焼く15〜20分ほど前が良いそうです。

それは、塩をふると表面の水分で塩が溶け、浸透圧の影響で生臭みのある水分が引き出されていきます。また、タンパク質の成分が変化して身が締まり、焼いても崩れにくく、旨味が逃げません。

 

最後は、塩の量です。

魚の重量比の2~3%程度が良いそうですが、今回お伝えしたいのは、ふりすぎないことです。

 

面白い話を聞いたことがあります。

それは、この方程式です。

 

魚+適量の塩=カルシウム摂取(骨強度向上)

魚+過度の塩=高血圧(生活習慣病)

 

骨粗鬆症のために魚を積極的に摂取していても、塩のふり方で大きく異なる結果が生まれるということです。

 

皆さんも、魚の塩焼きをするときは気をつけてくださいね!

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第55談でした(^ ^)

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