大腿骨近位部骨折とロコモの関係性について執筆した論文が掲載されました

#骨心 #骨粗鬆症マネージャー #メディカルスタッフ #理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症リエゾンサービス #骨折リエゾンサービス #OLS #FLS #転倒予防 #骨折予防 #介護予防 #健康寿命 #大腿骨近位部骨折 #ロコモティブシンドローム

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第228談

 

整形・災害外科2月号に執筆した論文が掲載されました。

 

タイトルは

大腿骨近位部骨折における受傷前のロコモティブシンドローム評価と年齢層による違い

です。

 

大腿骨近位部骨折症例にしてロコモ25を用いて受傷前の状態を回想して記入したものをまとめたものです。

 

以前にも同様の内容を論文にしましたが、以下の点が異なるところです。

1)2年前に新設されたロコモ3を新たに段階として追加

2)年齢層による違いを検討

3)ロコモ25の各質問の特徴を検討

ご興味のある方は是非ご一読ください。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第228談でした(^ ^)

 

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ロコモに関する論文が掲載されました

#骨心 #骨粗鬆症リエゾンサービス #骨粗鬆症マネージャー #OLS #大腿骨近位部骨折 #ロコモティブシンドローム

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第110談

 

新年度になり最初の投稿です。

そんな年度早々に良い知らせがありました。

 

「整形・災害外科 4月号(金原出版株式会社)」に論文が掲載されました。

 

タイトルは、

大腿骨近位部骨折症例に対するロコモ25を用いた受傷前の運動機能評価」です。

内容はタイトル通りで、当院に入院された大腿骨近位部骨折症例に対して受傷前の運動機能を評価しました。

評価には、ロコモティブシンドロームの評価ツールの一つであるロコモ25を用いています。

 

そして、受傷前の運動機能に影響を与える因子を明らかにしました。

 

この結果が、一次骨折の予防だけでなく、術後の機能改善また二次骨折予防の一助になればと思います。

ご興味のある方は是非ご覧ください。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第110談でした(^ ^)

→ → 増え続ける足の付け根の骨折(大腿骨近位部骨折)

→ → 足の付け根の骨折(大腿骨近位部骨折)の恐ろしさ

→ → 再入院率は1.5倍! 認知症を伴う大腿骨近位部骨折症例の現実

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第5回日本予防理学療法学会学術集会で発表してきました

#予防理学療法 #理学療法士 #北九州国際会議場 #大腿骨近位部骨折 #ロコモティブシンドローム

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第92談

 

こんにちは(^ ^)

最近、このブログを見ていただいている方が増えてきました。

というのも、9月10月は閲覧数が1年の中で最も多いんです。

 

それは骨粗鬆症学会が10月に開催されるので、みなさん情報収集するためにこのページに寄り道するんでしょうね。

参考になるページになっていればいいのですが、、、。

 

さて、今回は20〜21日で開催された第5回予防理学療法学会学術大会での発表報告です。

 

場所は北九州国際会議場、初めてです。

小倉駅で降りるのも初めて。

 

前日入りする方は、人身事故で3時間ほど新幹線がストップして大変な思いをされたそうですが、

私は当日の始発から行く予定にしていたので、問題なしです。

 

今回は口述発表でした。

演題名は、「大腿骨近位部骨折症例に対するロコモ25を用いた受傷前の運動機能評価」

大腿骨近位部骨折後の運動機能の予後には、受傷前の状態が非常に大きく影響します。

そして、ロコモティブシンドロームは運動器全般を対象としており、

移動機能の低下を把握することができるので、大腿骨近位部骨折との関係性は非常に大きいと考えます。

 

しかし、大腿骨近位部骨折症例に対して受傷前の運動機能をロコモティブシンドロームの側面から評価した報告はありませんでした。

 

よって、今回は、大腿骨近位部骨折症例に対してロコモティブシンドロームの評価ツールの一つであるロコモ25を用いて受傷前の運動機能を評価しました。

 

というのが、簡単な説明です。

 

少し選択・情報バイアスが入った報告になりましたが、活動としては非常に良かったと思っておりますし、

これで終わりではなくて、今後もこの研究は続けて行きたいと思っております。

 

骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)以外の発表もできるんですよ!

 

夜はもつ鍋と鉄鍋を美味しくいただき鋭気を養いました。

 

さて、大阪に戻り、次は今週末に開催される骨粗鬆症学会の準備です。

若干忙しい学会になりそうですが、しっかり役割を果たしたいと思います。

 

それ以上に、会場でたくさんの方とお会いできることが楽しみです。

多くの情報交換ができればと思っておりますので、気軽に声をかけてくださいね!

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第92談でした(^ ^)

 

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メディカルスタッフにオススメのアイテム?!

#骨粗鬆症 #骨粗鬆症リエゾンサービス #骨粗鬆症マネージャー #地域連携 #多職種連携 #患者指導

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第83談

 

こんにちは(^ ^)

 

今回は、メディカルスタッフにオススメのアイテムをご紹介したいと思います。

それは、Osteoporosis Japan plus(オステオポローシス・ジャパン・プラス)という、医学雑誌です。

 

骨粗鬆症と加齢性運動器疾患の総合情報誌として、

骨粗鬆症、ロコモ、サルコペニア、フレイルや、多職種連携、地域連携、患者指導など

チーム医療に携わるメディカルスタッフのための情報が掲載されています。

年に4回発行されており、私も毎回楽しみに読ませていただいております。

 

これから骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)を始めようとしている方や、OLS活動で悩んで方、今後さらに活動を発展させたい方など様々なメディカルスタッフに参考になる雑誌だと思います。

 

次号は来月に発刊を予定しています。この次号については、また後日ご報告させていただきますので、お楽しみに!

 

バックナンバーも紹介されているので、ぜひご覧下さい。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第83談でした(^ ^)

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【学会報告】日本転倒予防学会、第4回学術集会で発表してきました

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第49談

 

今回は、学会報告です。

10月8日に岩手県盛岡市のアイーナ(いわて県民情報交流センター)にて開催された日本転倒予防学会、第4回学術集会に参加して、演題発表をしてきました。

新大阪から東海道新幹線で東京へ、そして東北新幹線で盛岡まで、乗り換え時間も含めて5時間の長旅でした。

初めての岩手県。 秋が深まって寒いのかと思ったら、日本列島が高気圧に覆われてむしろ暑いくらい。

体感気温は大阪と大差はありませんでした。

 

到着して、すぐに盛岡冷麺を食べましたが、最高ですね!!

もちろん我が家のお土産で購入しました。

(盛岡冷麺 in ぴょんぴょん舎

さて、学術集会の話です。

転倒予防学会は今春に入会したばかりで、学術集会は初めての参加となります。

どのような雰囲気なのか、楽しみにしていましたが、感じたのは様々な職種の方が参加していることでした。

 

転倒に対して各々の職種の目線から考えて発表されており、刺激的でした。

 

そのような学術集会の中で、私も発表させていただきました。

 

演題名:「大腿骨近位部骨折症例に対するロコモ25を用いた受傷前の運動機能評価

 

ロコモティブシンドローム:運動器の障害によって移動機能の低下した状態

大腿骨近位部骨折:移動機能を低下させ、ロコモの発症または進行させる恐れあり

 

よって、ロコモと深い関係のある大腿骨近位部骨折の予防は重要です。

 

ロコモに関しては罹患率や骨折確率との関係性についての報告は過去にありましたが、大腿骨近位部骨折症例に対して受傷直前の状態を調査した報告はなかったので、調査をして発表しました。

 

結果として、ロコモに該当するものが約7割と多く、その傾向は後期高齢層でより顕著でした。

また、詳細に検討すると後期高齢層に入った時期から基本的ADLに制限が生じ始め、84歳以降になると屋外での活動参加に制限が生じ始めることがわかりました。

 

今後は、この結果をもとに大腿骨近位部骨折を予防するための対応を行いたいと思います。

 

発表時には、多くの方々から質問やアドバイスをいただき、今後の課題と目指すべき方向性が明確になったので、私にとって今回の発表は非常に有意義であったと思っています。

(発表会場)

「骨折・転倒」は、介護が必要となる原因の約12%を占めるほど、ADLだけではなく、健康寿命を大きく短縮させる重大事象です。特に大腿骨近位部骨折は生命予後にも影響を及ぼす骨折です。

 

そのため、転倒予防は重要であり、今後もこの予防に向けて研鑽を続けて行きたいと思っております。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第49談でした(^ ^)

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転倒予防学会にむけて

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第48談

 

今回は、明日から開催される日本転倒予防学会・第4回学術大会についてです。

今回は岩手県の盛岡市にありますアイーナ(いわて県民情報交流センター)で開催されます。

岩手県には初めて行きます。イメージは盛岡冷麺ですね。あとは、じゃじゃ麺ですかね。

 

骨粗鬆症と転倒の関係性は非常に強いことは周知のごとくです。

脆弱性骨折の原因のほとんどは転倒によって起こります。

大腿骨近位部骨折では90〜95%は転倒によって発生しています。

 

よって、骨折を予防するためには骨を強くすることと同時に転倒を予防することが非常に重要です。

 

学会プログラムを見ましたが、非常に興味深い内容がいっぱいで今から楽しみです。

 

この学会に私も発表させていただきます。

演題名は、大腿骨近位部骨折症例に対するロコモ25を用いた受傷前の運動機能評価」です。

 

ロコモティブシンドロームとは、「運動器の障害のために移動機能の低下をきたした状態」と表します。

また、大腿骨近位部骨折はこの移動能力の低下を大きく低下させ、ロコモを発症または悪化させる恐れがあります。

 

よって、大腿骨近位部骨折とロコモの関係性は強く、双方に対する予防が重要になります。

今回は、大腿骨近位部骨折症例に対して受傷前のロコモの状況を調査した内容を報告させていただく予定です。

(スライド表紙)

 

どのような意見が聞かれるかわかりませんが、非常に楽しみです。

また、発表報告もさせていただきますね。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第48談でした(^ ^)

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