地域連携・多職種連携セミナーin大阪で発表してきました

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #地域連携 #多職種連携

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第67談

 

昨日は節分の日でありましたが、グランフロント大阪で「骨粗鬆症における地域連携・多職種連携セミナーin大阪」が開催されました。

私は一般演題で「骨粗鬆症リエゾンサービスにおいて理学療法士に求められる役割」というタイトルで発表させていただきました。

20分という短い時間ではありましたが、まず前半で理学療法士が行うべき評価と運動療法についてお話しさせていただきました。

そして、後半で当院のOLSでの理学療法士の活動についてお話をさせていただきました。

 

理学療法士が専門的知識を持って取り組めるのは転倒リスク評価とそれに対する運動療法です。

 

骨粗鬆症性骨折の多くは転倒によって起こるため、易転倒性となる運動機能の低下に対する対応は非常に重要になります。

 

また、当院でのOLSの特徴は、他の施設よりも理学療法士が積極的に関わっているところです。

 

骨折連鎖の予防のために、早期から理学療法を実施し、転倒・骨折リスクの評価を行い、骨粗鬆症及び骨折連鎖の予防に対する説明を理学療法士が患者本人または家族に実施しています。

 

骨折連鎖予防手帳の記入または管理も理学療法士が行なっており、OLSの中で理学療法士は活発に動いております。

 

特別講演された健愛記念病院の池田聡先生の『骨折予防はきっと健康寿命延伸につながる』 は本当に臨床で働いていて痛感します。

 

当院での骨折連鎖に対するOLSが「健康寿命延伸につながる」ように、一人の骨粗鬆症マネージャーとして、一人の理学療法士として、今後も取り組んでいきたいと思っております。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第67談でした(^ ^)

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納豆菌の恐るべきパワー

#骨粗鬆症リエゾンサービス #骨折リエゾンサービス #納豆 #ビタミンK

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第66談

 

先日、録画していたTV番組を見ていて勉強になったことをご紹介したいと思います。

 

それは、骨粗鬆症と大きな関係があるビタミンKのお話です。

以前にもビタミンKを取り上げたことはありますが、そこで紹介しなかった内容です。

 

ご存知の通り、納豆は大豆からできるものですが、そもそも大豆にはビタミンKは含まれておりません。

知りませんでした。

では、なぜ納豆にはビタミンKが豊富に含まれているのか?

 

それは、納豆菌の働きによってビタミンKが産生されるからだそうです。

 

そして、その納豆菌は栄養素の吸収を高めるという素晴らしい効果もあります。

 

そんな納豆菌ですが、乳酸菌との相性が抜群だそうです。

「納豆キムチ」ってご存知ですか?

納豆にキムチを混ぜるだけですけどね、、、。

でも、その混ぜるだけでキムチに含まれる乳酸菌が10倍にも増えるとの報告もあるそうです。

 

これを見て私も早速作って見ました。

匂いは強烈ですが、味は抜群でした!!

 

その味ですが、納豆を美味しくするためにはよく混ぜないといけないことはご存知ですか?

混ぜることによって納豆に含まれるグルタミン酸が増えて、美味しさがアップするそうです。

 

納豆って奥が深いですね。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第66談でした(^ ^)

 

過去のビタミンKに関する記事

骨に必要な2つのビタミン!ビタミンDともう1つは?

すぐできる!ビタミンK自己チェック

今日から摂取!ビタミンKが多く含まれる食品とは

 

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年末のご挨拶

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第63談

 

今日は12月31日大晦日です。

小生は昨日無事に仕事納めを迎えまして、本日より少々お休みです。

 

今年は骨粗鬆症に関してたくさん活動させていただきました。

 

社内講演会骨粗鬆症マネージャー単位認定研修会市民公開講座などでの講師

理学療法士協会の講習会の開催

・学会発表(人工関節学会、PT学会転倒予防学会骨粗鬆症学会

・骨折連鎖予防手帳の作成

・当院でのOLS活動の本格開始

 

本当に多方面にたくさん発信させていただきました。

 

そして、もうすでに来年も講演や企画が決まってきており、今後ご紹介するのが今から楽しみです。

 

また、昨年12月からこのブログを開設し、今日の時点で閲覧数は総計6932回となりました。

この分野としてこの数は多いのかどうかわかりませんが、徐々に閲覧している方が増えているのは嬉しいことです。

 

来年も様々な内容をアップしていきます。

 

骨粗鬆症マネージャーとしての活動の幅を広げるヒントを掴む場や

マネージャー同士の交流が図れるような場になればと思っています。

 

まずは、今年一年無事に終えたのは、皆さんのおかげです。ありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願い致します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第63談でした(^ ^)

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地域連携・多職種連携セミナーin大阪で発表します

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #地域連携 #多職種連携

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第62談

今年も残すところ5日になりました。

そんな年の瀬ですが、もうすでに来年のお仕事も色々といただいております。

 

今回は2月に開催されるセミナーのご案内です。

 

セミナー名:骨粗鬆症における地域連携・多職種連携セミナーin大阪

開催日時:2月3日(土) 14:20〜

場所:グランフロント大阪 北館タワーB10階

私は一般演題で、「骨粗鬆症リエゾンサービスにおいて理学療法士に求められる役割」というタイトルで発表させていただきます。

 

骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)において理学療法士の役割は非常に大きいことは言うまでもありません。

 

職種の特徴を生かして、どのようにOLS活動に理学療法士が関わって行くべきか。

当院での理学療法士の活動も含めてお話ができればと思っております。

 

また、特別講演では健愛記念病院の池田聡先生がご登壇されます。

テーマは、『骨折予防はきっと健康寿命延伸につながる』 です。

 

私が骨粗鬆症マネージャーになりOLS活動を進めている理由は、まさにこのテーマと合致しています。

 

ですので、今からお話を拝聴するのが楽しみです。

 

開催が2月と寒い時期ですが、ご興味のある方は是非ご参加ください。

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第62談でした(^ ^)

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【調査報告3】理学療法士による骨粗鬆症の情報提供の実態は?

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第60談

 

【調査報告1】骨粗鬆症に対する評価【調査報告2】骨粗鬆症に対する運動療法、に続いて

今回は、理学療法士による骨粗鬆症の情報提供の実態調査の報告です。

(今回も大阪府堺市の9病院で勤務する理学療法士146名に対してアンケートを実施した結果です。)

 

さて、まずは“転院先に対して骨粗鬆症に関する情報提供をしているか”についてです。

「よくある」と「時々ある」を合わせてもたったの8%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると88%でした。

 

評価が十分されていないので、情報提供が十分できていないのは当然なんですけどね。

 

それに対して、“転院先の理学療法士は骨粗鬆症に関する情報を提供されているかどうか”です。

「よくある」と「時々ある」を合わせると10%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると76%でした。

 

骨粗鬆症の治療は一つの施設で完結するのは困難です。

急性期病院は在院日数が年々短縮しています。

急性期病院がなすべき役割は、骨粗鬆症に対する評価を行い、その情報を的確に次の施設に提供することです。

 

これらの結果を踏まえて、現在当院でも大腿骨近位部骨折や椎体骨折症例に対して、適切な骨粗鬆症情報を転院先に提供できるような体系作りを進めています。

 

骨粗鬆症の評価と治療が急性期病院から在宅までシームレスに行われるように骨粗鬆症マネージャーとしてしっかり役割を果たしていきたいと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第60談でした(^ ^)

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【調査報告2】理学療法士の骨粗鬆症に対する運動療法の実施状況は?

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第59談

 

前々回に、理学療法士がどのくらい骨粗鬆症に対する評価ができているのかについて報告を行いました。

今回は、「骨粗鬆症に対してどのくらい運動療法を実施しているのか」についての報告です。

 

今回も大阪府堺市の9病院で勤務する理学療法士146名に対してアンケートを実施して、昨年の骨粗鬆症学会で発表した内容の一部です。

 

さて、見ていきましょう。

「よくある」と「時々ある」を合わせてもたったの13%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると75%でした。

 

ほとんどの理学療法士が骨粗鬆症に対して運動療法を実施していない悲しい結果でした。

 

それに対して、転倒に対して運動療法を実施しているのかについて聞いて見ました。

「よくある」と「時々ある」を合わせると80%でした。

 

評価に続いて「骨粗鬆症」に対する実施は少なく、「転倒」に対してはよく実施していることがわかりました。

おそらく、評価していない人は運動療法の実施もできていないのでしょうね。

 

その原因はなんなのでしょうか。

可能性が高い2つの原因はこれではないでしょうか?

・骨粗鬆症に対する意識の欠如

・骨粗鬆症に対する評価と運動療法の方法がわからない

 

前回も述べましたが、理学療法士であり骨粗鬆症マネージャーとして、同職種に対する啓発活動は必要です。

なぜ、理学療法士も骨粗鬆症に対して取り組まないといけないのか?

骨粗鬆症の分野において理学療法士に求められるものは何か?

 

焦らず、じっくりと確実に活動を進めていければと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第59談でした(^ ^)

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骨粗鬆症マネージャーレクチャーコース(第12回)の開催案内が出ました

#骨粗鬆症マネージャーレクチャーコース #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第58談

 

先日、日本骨粗鬆症学会のホームページを閲覧していると、次回のマネージャーレクチャーコースの案内が出ていました。

もう12回目になるんですね。

 

いつも応募が殺到する人気のレクチャーコースなので、参加を希望される方は、申込受付期間や開催日をしっかり確認してくださいね。

 

以下に、開催概要をまとめております。

 

第12回骨粗鬆症マネージャーレクチャーコース開催概要

開催日:2018年3月18日(日)

開催時刻:12:30~16:00

開催地(会場):明治大学駿河台キャンパス リバティーホール

定員:480名

受講費:日本骨粗鬆症学会会員の場合:3,000円、非会員の場合:10,000円

申込み受付期間:2018年1月9日12時~2018年2月28日12時

 

学会のホームページで「ご案内、プログラム」が閲覧できますので、ご覧ください。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第58談でした(^ ^)

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【調査報告】理学療法士の骨粗鬆症に対する評価実態は?

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第57談

 

今日は、理学療法士が骨粗鬆症に対してどれくらい評価ができているのかについてです。

この調査は、昨年の骨粗鬆症学会で発表した内容の一部になります。

 

大阪府堺市の9病院で勤務する理学療法士146名に対してアンケートの結果です。

「よくある」と「時々ある」を合わせてもたったの9%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると82%でした。

 

ほとんどの理学療法士が骨粗鬆症に対する評価を行なっていない悲しい結果でした。

 

それに対して、転倒に対して評価しているのかについて聞いて見ました。

なんと、「よくある」と「時々ある」を合わせると87%でした。

 

「骨粗鬆症」に対して評価できていないけど、「転倒」に対しては評価している。

これが理学療法士の現状です。

 

理学療法士は、筋力やバランス能力に対する評価の意識は強く持っています。

骨折の予防には骨粗鬆症に対する評価は非常に重要です。

 

理学療法士であり骨粗鬆症マネージャーとして、同職種に対する啓発活動は今後も必要ですね。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第57談でした(^ ^)

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魚でカルシウムを摂取するつもりが、意外なことに!

#骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #カルシウム #理学療法士

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第55談

 

先日、無性に秋刀魚が食べたくなって、買いに行きました。

そして、美味しくビールとともにいただきました。

 

そのカルシウムが豊富な魚ですが、皆さん焼く前に塩をふりますよね。

そもそも、なぜ塩をふるのかわかりますか?

そして、どのタイミングでふりますか?

また、どれくらいふりますか?

 

塩をふる目的はいくつかあるそうです。

重要な目的は、生臭さを取ること、魚の身をしめ旨みが流れ出すのを防ぐことだそうです。

 

では、どのタイミングでふるのか。

焼く15〜20分ほど前が良いそうです。

それは、塩をふると表面の水分で塩が溶け、浸透圧の影響で生臭みのある水分が引き出されていきます。また、タンパク質の成分が変化して身が締まり、焼いても崩れにくく、旨味が逃げません。

 

最後は、塩の量です。

魚の重量比の2~3%程度が良いそうですが、今回お伝えしたいのは、ふりすぎないことです。

 

面白い話を聞いたことがあります。

それは、この方程式です。

 

魚+適量の塩=カルシウム摂取(骨強度向上)

魚+過度の塩=高血圧(生活習慣病)

 

骨粗鬆症のために魚を積極的に摂取していても、塩のふり方で大きく異なる結果が生まれるということです。

 

皆さんも、魚の塩焼きをするときは気をつけてくださいね!

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第55談でした(^ ^)

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第98回南大阪整形外科談話会にて講演してきました

#骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #理学療法士 #骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第54談

 

今日はホテルアゴーラリージェンシー堺にて開催された第98回南大阪整形外科談話会にお招きいただき、講演してきました。

講演名は、「当院における大腿骨近位部骨折症例に対する骨折連鎖予防の取り組み」です。

タイトル通り、大腿骨近位部骨折症例に対して次の骨折を起こさないための当院の取り組みを紹介してきました。

 

そして、この6月より本格的に骨粗鬆症治療を開始して、それからの実績について報告しました。

 

今までは理学療法士や看護師さんを対象に話をすることが多く、今回のように整形外科の先生オンリーの会場で話すことが初めてで緊張しました。

しかし、しっかりと当院の取り組みをアピールできたのではないかと思っております。

 

骨粗鬆症マネージャーとして、まだまだやるべきことが多くあります。

前途多難ですが、心折れずに活動を進めていきたいと思っております。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第54談でした(^ ^)

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