JJOSに大腿骨近位部骨折に関する論文が掲載されました

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こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第247談

 

骨粗鬆症学会が発行しているJJOS(日本骨粗鬆症学会雑誌)に論文が掲載されました。

 

今回は、大腿骨近位部骨折症例を転院先別に

「リハ病院群」と「介護施設群」と「自宅群」に分類し、骨折リスク因子の比較を行いました。

 

前作も同様の3群比較を行いましたが、

転倒リスクやスクリーニングの骨折リスク因子での検討でありました。

 

今回は、DXA法による骨密度やビタミンD濃度などの骨折リスク因子を新たに追加して実施しました。

やはり、介護施設に退院される方は骨折リスクが高いですね。

 

急性期病院と介護施設の連携の重要性を再認識しました。

 

この結果を当院骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)に反映します。

 

これからも臨床と研究を両立する骨粗鬆症マネージャーとして活動を進めます。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第247談でした(^ ^)

 

 

骨粗鬆症マネージャー、骨粗鬆症リエゾンサービスに関する過去の記事は、こちら

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「OLS-7」③栄養状態の評価

#骨心 #骨粗鬆症マネージャー #メディカルスタッフ #理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症リエゾンサービス #骨折リエゾンサービス #OLS #FLS #転倒予防 #骨折予防 #介護予防 #健康寿命 #OLS-7

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第237談

 

骨粗鬆症ケアの実践に便利な評価ツール「OLS-7」

その紹介シリーズ

今回は、「③栄養状態の評価」

 

【詳細版】

  • 管理栄養士による個人栄養指導またはNSTによる評価

 

【簡易版】

  • メディカルスタッフにより食事摂取状況と栄養についての情報提供がされている

 

【ミニマム版】

  • 食事摂取ができているかの確認がされている

 

栄養は骨の強度に重要ですが、骨折の原因となる転倒予防にも重要です。

 

栄養士さんの協力があれば理想的ですが、普段の食事摂取を確認するだけでも一定の評価はできます。血液検査の結果も参考にしたいですね。

 

あなたの職種やあなたの施設では、どの評価ができますか?

 

当院は、「骨粗鬆症に対して」、「大腿骨近位部骨折に対して」特別な栄養評価はしていませんが、

低栄養状態であれば医師の依頼の元で管理栄養士が介入しています。

 

ただ、日々のケアの中で食事摂取状態は病棟看護師さんが確認しています。

 

そして、術前、術後の血液検査の結果は記録しています。

この結果を元にGNRI(Geriatric Nutritional Risk Index)の計算をしています。

 

GNRIは、血清アルブミン値と体重が分かれば評価できる高齢者の栄養状態評価法です。

以前はMNA-SFを使用していましたが、聞き取り調査が困難な症例が多いこともあり、中止しました。

 

各施設の状況や対象者に応じて適切な栄養評価法を検討してください。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第237談でした(^ ^)

 

(参考:鈴木敦詞:骨粗鬆症リエゾンサービスと簡易評価票「OLS-7」について;The Journal of Japan Osteoporosis Society Vol.2 No.2 2016)

 

(OLS-7に関する過去の記事)

骨粗鬆症ケアに便利な評価ツール「OLS-7」

「OLS-7」①骨折リスク評価ツールを用いたリスク評価

「OLS-7」②既存骨折と併存疾患の確認

 

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「OLS-7」①骨折リスク評価ツールを用いたリスク評価

#骨心 #骨粗鬆症マネージャー #メディカルスタッフ #理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症リエゾンサービス #骨折リエゾンサービス #OLS #FLS #転倒予防 #骨折予防 #介護予防 #健康寿命 #OLS-7

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第235談

 

骨粗鬆症ケアの実践に便利な評価ツール「OLS-7」

 

その紹介シリーズ

今回は、「①骨折リスク評価ツールを用いたリスク評価」

 

【詳細版】

  • FRAX®︎による定量的評価
  • FOSTA
  • 身長低下

【簡易版】

  • 身長,
  • 体重
  • 年齢
  • 既存骨折
  • 家族歴
  • FOSTA
  • 身長低下

【ミニマム版】

  • FOSTA
  • 身長低下

 

FRAX®は、この先10年間の骨折危険性が計算できるツールで、インターネット上で簡単に評価できます。

 

(FRAX®については、過去の記事のこちらをご参照ください)

計算してみよう!あなたの今後10年間の骨折リスクは?

FRAX®の計算に必要な12の危険因子とは?

FRAX®のカットオフ値と問題点

 

FOSTAは、[体重(kg)-年齢(歳)]×0.2 で算出された値が-4未満であれば高リスク群になります(ただし,男性には使用できません)。

 

FOSTAについては、こちらを

年齢と体重だけでできる骨粗鬆症チェック

 

この評価は職種に関係なく実施できるので、問診票などを用意すれば待ち時間や空き時間に記載してもらうのも方法ですね。

 

あなたの職種やあなたの施設では、どの評価ができますか?

 

当院は、以下の評価を実施しています。

  • FRAX®︎
  • 身長,
  • 体重
  • 年齢
  • 既存骨折

 

これらの項目は、骨粗鬆症マネージャーがデータベース登録時にカルテから収集しています。

FRAX®︎はカルテから計算に必要な情報を収集し、データベース登録時に計算しています。

データベース上にFRAX®︎の計算ページにつながるリンクを掲載しているので、すぐに計算できます。

既存骨折については、次回の②既存骨折と併存疾患の確認で紹介します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第235談でした(^ ^)

 

(参考:鈴木敦詞:骨粗鬆症リエゾンサービスと簡易評価票「OLS-7」について;The Journal of Japan Osteoporosis Society Vol.2 No.2 2016)

 

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