ベルランドリハビリテーションセミナー(BRS)の開催のお知らせ

#理学療法士 #リハビリテーション #サルコペニア #ベルランド総合病院

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第64談

 

今回は、私が代表幹事を務めさせていただいております「ベルランドリハビリテーションセミナー」の開催のお知らせです。

 

昨年度までは「こつかん勉強会」として、領域を骨関節(運動器)に限定して開催しておりました。

今年度からは領域は関係なく幅広くリハビリテーションの知識と技能を磨こうという名目で名称も変更して開催しております。

 

今回は第4回目を迎えることになった2月の開催のご案内です。

 

テーマは、「地域高齢者におけるサルコペニアについて」 です。

講師は、私の職場の先輩であった森ノ宮医療大学 保健医療学部 理学療法学科 教授の三木屋良輔先生です。

サルコペニアは骨折の原因になります。

大腿骨近位部骨折症例の多くがサルコペニアであるとの報告もあるように、骨折の予防にはサルコペニアの予防も必要になります。

 

どのような話が聴講できるのか、今から非常に楽しみにしています。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第64談でした(^ ^)

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地域連携・多職種連携セミナーin大阪で発表します

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #地域連携 #多職種連携

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第62談

今年も残すところ5日になりました。

そんな年の瀬ですが、もうすでに来年のお仕事も色々といただいております。

 

今回は2月に開催されるセミナーのご案内です。

 

セミナー名:骨粗鬆症における地域連携・多職種連携セミナーin大阪

開催日時:2月3日(土) 14:20〜

場所:グランフロント大阪 北館タワーB10階

私は一般演題で、「骨粗鬆症リエゾンサービスにおいて理学療法士に求められる役割」というタイトルで発表させていただきます。

 

骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)において理学療法士の役割は非常に大きいことは言うまでもありません。

 

職種の特徴を生かして、どのようにOLS活動に理学療法士が関わって行くべきか。

当院での理学療法士の活動も含めてお話ができればと思っております。

 

また、特別講演では健愛記念病院の池田聡先生がご登壇されます。

テーマは、『骨折予防はきっと健康寿命延伸につながる』 です。

 

私が骨粗鬆症マネージャーになりOLS活動を進めている理由は、まさにこのテーマと合致しています。

 

ですので、今からお話を拝聴するのが楽しみです。

 

開催が2月と寒い時期ですが、ご興味のある方は是非ご参加ください。

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第62談でした(^ ^)

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【調査報告3】理学療法士による骨粗鬆症の情報提供の実態は?

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第60談

 

【調査報告1】骨粗鬆症に対する評価【調査報告2】骨粗鬆症に対する運動療法、に続いて

今回は、理学療法士による骨粗鬆症の情報提供の実態調査の報告です。

(今回も大阪府堺市の9病院で勤務する理学療法士146名に対してアンケートを実施した結果です。)

 

さて、まずは“転院先に対して骨粗鬆症に関する情報提供をしているか”についてです。

「よくある」と「時々ある」を合わせてもたったの8%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると88%でした。

 

評価が十分されていないので、情報提供が十分できていないのは当然なんですけどね。

 

それに対して、“転院先の理学療法士は骨粗鬆症に関する情報を提供されているかどうか”です。

「よくある」と「時々ある」を合わせると10%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると76%でした。

 

骨粗鬆症の治療は一つの施設で完結するのは困難です。

急性期病院は在院日数が年々短縮しています。

急性期病院がなすべき役割は、骨粗鬆症に対する評価を行い、その情報を的確に次の施設に提供することです。

 

これらの結果を踏まえて、現在当院でも大腿骨近位部骨折や椎体骨折症例に対して、適切な骨粗鬆症情報を転院先に提供できるような体系作りを進めています。

 

骨粗鬆症の評価と治療が急性期病院から在宅までシームレスに行われるように骨粗鬆症マネージャーとしてしっかり役割を果たしていきたいと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第60談でした(^ ^)

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【調査報告2】理学療法士の骨粗鬆症に対する運動療法の実施状況は?

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第59談

 

前々回に、理学療法士がどのくらい骨粗鬆症に対する評価ができているのかについて報告を行いました。

今回は、「骨粗鬆症に対してどのくらい運動療法を実施しているのか」についての報告です。

 

今回も大阪府堺市の9病院で勤務する理学療法士146名に対してアンケートを実施して、昨年の骨粗鬆症学会で発表した内容の一部です。

 

さて、見ていきましょう。

「よくある」と「時々ある」を合わせてもたったの13%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると75%でした。

 

ほとんどの理学療法士が骨粗鬆症に対して運動療法を実施していない悲しい結果でした。

 

それに対して、転倒に対して運動療法を実施しているのかについて聞いて見ました。

「よくある」と「時々ある」を合わせると80%でした。

 

評価に続いて「骨粗鬆症」に対する実施は少なく、「転倒」に対してはよく実施していることがわかりました。

おそらく、評価していない人は運動療法の実施もできていないのでしょうね。

 

その原因はなんなのでしょうか。

可能性が高い2つの原因はこれではないでしょうか?

・骨粗鬆症に対する意識の欠如

・骨粗鬆症に対する評価と運動療法の方法がわからない

 

前回も述べましたが、理学療法士であり骨粗鬆症マネージャーとして、同職種に対する啓発活動は必要です。

なぜ、理学療法士も骨粗鬆症に対して取り組まないといけないのか?

骨粗鬆症の分野において理学療法士に求められるものは何か?

 

焦らず、じっくりと確実に活動を進めていければと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第59談でした(^ ^)

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【調査報告】理学療法士の骨粗鬆症に対する評価実態は?

#理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第57談

 

今日は、理学療法士が骨粗鬆症に対してどれくらい評価ができているのかについてです。

この調査は、昨年の骨粗鬆症学会で発表した内容の一部になります。

 

大阪府堺市の9病院で勤務する理学療法士146名に対してアンケートの結果です。

「よくある」と「時々ある」を合わせてもたったの9%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると82%でした。

 

ほとんどの理学療法士が骨粗鬆症に対する評価を行なっていない悲しい結果でした。

 

それに対して、転倒に対して評価しているのかについて聞いて見ました。

なんと、「よくある」と「時々ある」を合わせると87%でした。

 

「骨粗鬆症」に対して評価できていないけど、「転倒」に対しては評価している。

これが理学療法士の現状です。

 

理学療法士は、筋力やバランス能力に対する評価の意識は強く持っています。

骨折の予防には骨粗鬆症に対する評価は非常に重要です。

 

理学療法士であり骨粗鬆症マネージャーとして、同職種に対する啓発活動は今後も必要ですね。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第57談でした(^ ^)

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第98回南大阪整形外科談話会にて講演してきました

#骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #理学療法士 #骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第54談

 

今日はホテルアゴーラリージェンシー堺にて開催された第98回南大阪整形外科談話会にお招きいただき、講演してきました。

講演名は、「当院における大腿骨近位部骨折症例に対する骨折連鎖予防の取り組み」です。

タイトル通り、大腿骨近位部骨折症例に対して次の骨折を起こさないための当院の取り組みを紹介してきました。

 

そして、この6月より本格的に骨粗鬆症治療を開始して、それからの実績について報告しました。

 

今までは理学療法士や看護師さんを対象に話をすることが多く、今回のように整形外科の先生オンリーの会場で話すことが初めてで緊張しました。

しかし、しっかりと当院の取り組みをアピールできたのではないかと思っております。

 

骨粗鬆症マネージャーとして、まだまだやるべきことが多くあります。

前途多難ですが、心折れずに活動を進めていきたいと思っております。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第54談でした(^ ^)

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第6回泉北骨関節セミナーのご案内

#骨粗鬆症マネージャー #骨粗鬆症リエゾンサービス #理学療法士 #ベルランド総合病院

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第53談

 

案内していたと思っていましたが、すっかり忘れていました。

今週末に当院ベルランド総合病院にて第6回泉北骨関節セミナーが開催されます。

 

今回は骨粗鬆症に直接関係のない話ですが、興味のある内容です。

もちろん業務を早く終わらせて参加する予定です。

 

来週は、第98回南大阪整形外科談話会に招待されまして、当院における骨粗鬆症リエゾンサービスの話をさせていただきます。

準備は着々と進んでおり、今からお話しできるのが非常に楽しみです。

また報告しますね(^ ^)

 

以上、骨粗鬆症マネージャが教える!骨折予防に必要なこと 第53談でした(^ ^)

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【学会報告】第19回日本骨粗鬆症学会で発表してきました

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第52談

 

今回は、先日10月20〜22日に大阪国際会議場で開催された第19回日本骨粗鬆症学会の参加・発表報告です。

地元大阪での開催で3日間とも自宅からの日帰り、、、。

遠方での旅行気分は全くゼロでした。 去年は仙台で楽しかったのに、、、。

しかも、台風が近づいているため終始雨でした。

傘を手放すことができない、いつも以上に大変な学会でした。 雨男健在です。

 (会場12階からみた雨の大阪)

さて、今回は、「大腿骨近位部骨折における術前後の栄養介入が術後の身体機能に及ぼす影響」という演題名で初日にポスター発表させていただきました。

 

大腿骨近位部骨折術後の機能改善に影響する因子の中に、栄養状態が含まれています。

また、大腿骨近位部骨折症例は受傷前から低栄養やサルコペニア、フレイルの状態であるものが多いとの報告があります。

そして、回復期病院において栄養介入による身体機能の改善報告もあります。

 

これらを加味すると、受傷直後すなわち入院直後から栄養介入をすると、術後早期から身体機能の改善が得られるのではないかという仮説でRCTでの介入研究を行いました。

 

結果としては、栄養評価において有意差を認めた項目はありましたが、術後2週という短期での身体機能の改善は得られませんでした。

 

今後は、課題を克服した上で中期的な介入を行うべきか検討したいと思っております。

(第1会場 講演中は満席でした)

さて、今回の学会は今まで以上にOLS(骨粗鬆症リエゾンサービス)に関する報告が多いように感じました。

様々な施設が多職種で連携して独自のOLSを展開しており、かなり刺激を受けました。

そして、羨ましい気持ちになりました。

 

それは、発表されている施設はOLSを認知して活動を支援してもらっていることです。

私の病院は、まだ委員会は存在せず、バックアップももらえていません。

骨粗鬆症マネージャーを多職種で取得して、チームで活動している訳でもありません。

 

それが羨ましい気持ちになったわけですが、その気持ちはすぐに違う気持ちになりました。

OLSの現在の問題点は、骨粗鬆症マネージャーの資格を取得したものの何をしたらいいのかわからない、特に何も活動していないという人が多くいることです。

私は、そのような悩みを抱えている方々に対して“光”を見せられるような活動(発表)をしようと思いました。

 

事実、当院でも6月より大腿骨近位部骨折症例に対してOLS活動を始めることができました。

「一人からでもOLSを始めることができる!

もちろん、様々な方の協力はいただきましたが、チームはなくてもOLSができることを今後も発信したいと思います。

 

来年の学会は長崎です。

今から楽しみにしています。

皆さんも、是非参加してください。

 

また、会場では遠慮なく声をかけてくださいね! よろしくお願い致します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第52談でした(^ ^)

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第19回日本骨粗鬆症学会にむけて

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第51談

 

いよいよ、今週末の20日から第19回骨粗鬆症学会が開催されます。

昨年の仙台での大会からもう1年が経つのですね。早いものです。仙台の牛タンは最高でした。

 

今回は、大阪国際会議場での開催となります。

地元大阪での開催ということで、3日間の日帰りは若干辛いですが、どうしようもないですよね。

 

さて、今回も演題発表させていただきます。

昨年同様にポスター発表となりますが、昨年の電子ポスターではなく、通常の紙上での発表になります。

先日、無事にポスターの印刷が終えました。

今は3分という短い発表時間で伝えたい想いがまとまるのか思案しているところです。

 

抄録を閲覧していると、骨粗鬆症リエゾンサービスに関する演題が多くみられました。

骨粗鬆症マネージャーがどのような活動をしているのか、拝聴できるのが非常に楽しみです。

今年もしっかり勉強して、充実した3日間を過ごし、骨粗鬆症マネージャーとしてさらにレベルアップできるようにしたいと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第51談でした(^ ^)

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骨粗鬆症における地域連携・多職種セミナーのお知らせ

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第42談

 

今回は、「骨粗鬆症における地域連携・多職種セミナーin南大阪」のお知らせです。

日時:2017年 9月15日(金)18:50~20:30

場所:ホテルアゴーラリージェンシー堺

 

今回のセミナーのテーマは「骨折連鎖を断つ医療連携」です。

 

このテーマは私自身が現在骨粗鬆症マネージャーとして活動しているテーマと合致しています。

そのような素晴らしいセミナーで私は一般演題で講演させていただきます。

 

演題名は「骨粗鬆症マネージャーが主体となって開始に至ったリエゾンサービスの経験」とさせていただきました。

 

また、特別講演として、大阪府済生会吹田病院の院長である黒川正夫先生がご講演されます。

学会やセミナーで黒川先生の話をいつも拝聴して勉強させていただいておりましたので、その黒川先生とご一緒させていただくことに感謝するとともに今から緊張しております。

 

本セミナーの目的は、骨粗鬆症マネージャーの資格をもっているがどう活動していいのかわからない方に活動のヒントを掴んでいただくことや、他施設との交流がない方々に情報交換する機会を作れればと考えております。

 

もちろん、骨粗鬆症マネージャーの資格を取得されている方だけでなく、骨粗鬆症に興味をもっている方、介護予防や転倒・骨折予防に興味がある方々のご参加もお待ちしております。

 

どうぞ、よろしくお願い致します。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第42談でした(^ ^)

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