まさかのコラボ!? 「ほねけん(骨検)」と「ほねごころ(骨心)」

#骨心 #骨粗鬆症マネージャー #メディカルスタッフ #理学療法士 #骨粗鬆症 #骨粗鬆症リエゾンサービス #骨折リエゾンサービス #OLS #FLS #転倒予防 #骨折予防 #介護予防 #健康寿命 #you tube #骨検

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第245談

 

骨検(ほねけん)ってご存知ですか?

 

これは、旭化成ファーマ株式会社さんが紹介している骨粗鬆症に関するものです。

 

「今日から骨の健康 考えてみませんか?」

というキャッチでのハンドブックがあります。

 

骨粗鬆症について、骨の検査について、わかりやすく掲載されています。

 

“骨粗鬆症になる前に”、“骨折する前に”

多くの方に骨について興味をもってもらい、自分の骨の状態を知ってもらう必要があります。

 

「骨を守りたいという純粋な想い」である骨心(ほねごころ)が詰まった内容です。

 

『骨検(ほねけん)』で一度検索してみてください。

骨検(ほねけん)

 

また、You tubeでも公開されています。

これを機会にチャンネル登録もお願いいたします!(私も登録しました)

※ なお、この内容に関しては旭化成ファーマ株式会社さんと私と骨心には利害関係はありません。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第245談でした(^ ^)

 

→ 骨粗鬆症マネージャーのひとり言(Twitter)

 

 

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骨健康度測定のお手伝い

#ベルランド総合病院 #市民公開講座 #一次骨折予防 #骨粗鬆症マネージャー

 

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第157談

 

昨日は当院主催の市民公開講座が開催されました。

 

私は“骨粗鬆症マネージャーとして”ではなく、一人の病院スタッフとして準備に携わりました。

 

今回の講演のテーマは、“がん治療”です。

 

当院の医師による講演

・手術支援ロボット da Vinci Xi

・骨転移でも動けるために…『がんロコモ』のススメ その痛み、がんの痛みですか?

 

その後は体験コーナーとして、骨健康度チェックがありました。

 

超音波による橈骨でのチェックです。

骨粗鬆症マネージャーの資格を持っているにも関わらず、実は測定に携わるのは初めてです、、、。

 

使い方は簡単なので、問題はありませんでしたが、

二次骨折予防をずっとしている私としては、

「これが一次骨折予防か」って思いながら測定しておりました。

 

この時だけは、一人の病院スタッフの中に一人の骨粗鬆症マネージャーが見え隠れした時間でした。

 

ただ、体験コーナーとしての企画でしたので、結果に対して説明や指導することができず残念でした。

 

でも、貴重な経験をさせていただきました。

 

来年は、骨粗鬆症マネージャーとして貢献できることを提案してみようかな。

 

以上、骨粗鬆症マネージャー教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第157談でした(^ ^)

 

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FRAX®のカットオフ値と問題点

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第45談

 

FRAX®の話題、3連チャンです。

前々回は、FRAX®の特徴を利点を中心に、前回は計算に必要な12個の危険因子について紹介をさせていただきました。

今回は、FRAX®のカットオフ値と欠点についてご紹介させていただきます。

 

骨粗鬆症の予防と治療ガイドライン2015年版による薬物治療開始基準の一部にFRAX®が使用されております。

下の図を見ていただきたいのですが、

脆弱性骨折がなく、骨密度がYAMの70%より大きく80%未満の場合は、FRAX®の結果で薬物を開始すべきかどうかがわかります。

そのFRAX®の結果ですが、骨折確率が15%以上であれば、薬物治療が開始となっていますね。

 

このカットオフ値の15%ですが、仮に10%とすると、ほとんどの方が治療対象となってしまい医療費増大の点で問題となるそうです。

そして、もし20%とすると、治療が必要な人を十分に拾い上げることができず、スクリーニングとしては厳しすぎる基準となるそうです。

よって、15%が至適基準になったそうですが、問題点があります。

 

FRAX®は年齢の影響を受けやすいため、80歳以上はほぼ全例で治療開始の対象となってしまいます。

よって、80歳以上に対して治療開始カットオフ値を15%とすることには問題があるということで、FRAX®に使用は40歳以上75歳未満に限定されます。

 

その他、FRAX®における欠点を何点か列挙して見ました。

 

欠点

  • 続発性骨粗鬆症の若い人に適していない
  • すべての危険因子(転倒など)が含まれているわけではない
  • 2型糖尿病患者においては骨折確率は過小評価される
  • 自国のツールがない国もある
  • 10年以内の骨折予測を示すが、期間、治療効果が評価できない
  • 大腿骨骨密度を用いる場合とBMIを代入する場合ではリスク評価が異なる

 

これらの欠点を十分に理解した上で、対象者ごとに骨折確率の解釈をすれば良いのではないかと思います。

是非皆さんも、簡単に計算できるので、試してみてください。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第45談でした(^ ^)

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骨密度を正確に知るための方法とは?

こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第31談

 

今回は、第15談の「骨粗鬆症に対する3つの専門的検査とは」でも触れましたが、

骨密度についてのお話です。

 

骨密度検査は、骨の強さを調べるための代表的な検査です。

骨の中にどれくらいのミネラル(カルシウムなど)が含まれているのかを測定します。結果は、パーセンテージ(%)で表示されます。

それは若年成人を100%とした場合の骨の状態を表しています。

 

あなたは今まで骨密度を測定したことはありますか?

測定したことがある方は、身体のどの部位をどの方法で測定しましたか?

 

測定方法は様々あります。

・超音波を用いて足の踵や手首の骨密度を測定する方法

・エックス線を用いて手指の骨密度を測定する方法

などがあります。

 

でも、今回お伝えしたいのは、最も推奨されている方法のDXA法です。

以下、DXA法について簡単にまとめてみました。

 

1.DXA法とは?

2種類の異なるエネルギーのX線を照射し,骨密度を測定する方法です.線量は胸部X線の1/10程度であり,測定時間は5~10分程度です.

 

2.測定部位は?

腰部と大腿部の測定をします.最も高い精度の骨密度がわかり,他の部位の骨折リスクも評価することができます.

 

3.結果の見方は?

若年成人を100%とした場合

80%以上 : 正常

70〜79% : 骨量減少

69%以下 : 骨粗鬆症の危険性

 

4.定期的な検査が必要か?

骨密度の定期的な検査は,治療効果の確認と治療の継続に最も有効であると考えられています.半年〜1年ごとに検査を受けることが推奨されています。

 

いかがでしたか?

正確な骨密度検査の継続は、骨粗鬆症に対する治療効果の確認を医療者側と患者側の双方が感じることができます.

ガイドラインでは、65歳以上の女性、危険因子を有する65歳未満の閉経後から周閉経期の女性においては、骨折リスク評価のための骨密度検査は有効であるとされています。

男性でも70歳以上であれば検査を受ける必要があり、70歳未満でも危険因子があれば検査は有効です。

ぜひ、これを機会に自分の骨密度を一度知っておきましょう!

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第31談 でした(^ ^)

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骨粗鬆症に対する3つの専門的検査とは

こんにちは(^ ^)

 

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第15談

 

今までは、かんたん自己チェックについてお伝えしてきました。

そこで、少しでも疑わしいことがあれば、ぜひ専門的な検査を医療機関で受けてください。

そして、ご自身の骨の状態を知りましょう。

 

では、どんな専門的な検査が行われるのでしょうか。

 

今回は、大きく3つに分けてご説明させていただきます。

 

1.骨密度検査

骨密度は、骨の強さを調べるための代表的な検査です。骨の中にどれくらいのミネラル(カルシウムなど)が含まれているのかを測定します。結果は、パーセンテージ(%)で表示されます。それは若年成人を100%とした場合の骨の状態を表しています。

 

<結果の見方>

80%以上 : 正常

70〜79% : 骨量減少

69%以下 : 骨粗鬆症の危険性

(若年成人を100%とした場合)

 

2.レントゲン検査

主に背骨(胸椎や腰椎)のレントゲン撮影をして、骨折の有無や骨の形、濃さをみます。他の内科的検査のために撮影したレントゲンで背骨の骨折が見つかることもあります。

 

3.血液・尿検査

新しく作られる骨(骨形成)を測る骨形成マーカーと、壊れる骨(骨吸収)を測る骨吸収マーカーがあります。これらを調べることで、新しく作られる骨(骨形成)と壊れる骨(骨吸収)のバランス(骨の新陳代謝)がわかります。骨密度が預金通帳の残高であれば、骨代謝マーカーは預金通帳のお金の出し入れがわかります。

 

いずれも専門的な検査ですので、医療機関で実施することになりますが、一度自分の骨の状態は把握しておきましょう。

特に、女性で40歳以上であれば、定期的に確認は必要と思われます。 ご検討を!

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第15談 でした(^ ^)