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骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第95談
こんにちは(^ ^)
今回は講演報告です。
11月17日に「骨粗鬆症と多職種連携を考える2018」ということで、
静岡県磐田市にある磐田市立総合病院様にお招きいただきました。
(浜松駅を出ると、出世大名の家康くんがお出迎え)
今回は、当院の副院長と管理栄養士と同行です。
よって、講演は医師の立場から、理学療法士の立場から、管理栄養士の立場から、とそれぞれお話をさせていただきました。
私に課せられたテーマは、「誰でもできる骨折予防に対する運動介入」です。
が、40分もお時間をいただいておりましたので、
運動に加えて、当院の骨粗鬆症リエゾンサービス(OLS)についてもちゃっかりお話をさせていただきました。
骨折予防に対する運動介入は、「強い骨を作ること」と「転倒しない体を作ること」が重要です。
運動を専門的に扱う理学療法士は、転倒に対する意識は比較的保有していると思います。
しかし、強い骨を作る、すなわち骨密度の向上に対する意識は乏しいのが現状です。
また、運動するのは理学療法士だけというわけではありません。
理学療法士が関われる時間は限られます。
関わっていない時には、その他のメディカルスタッフの協力は不可欠です。
運動が継続できているか、正しい方法でできているかの確認が必要です。
運動ができていない人には、その場でできる簡単な運動を一緒にすることも必要です。
さらに、急性期だけ、回復期だけ、生活期だけなど、ある期間しか運動しないというのも問題です。
どの職種でも、どの環境でも、ある程度運動について理解しておく必要があります。
よって、今回はテーマの通り、「誰でもできる運動」をご紹介させていただき、その必要性や効果などをお話させていただきました。
複雑な運動は必要ありません。
医療者が難しいと感じる運動は、実際に運動をする対象者も難しいと感じ、継続してもらえません。
運動は継続が必要です。
継続してもらえるように、どうすればいいのか。
理学療法士として臨床で感じた成功するコツも私見ですがお伝えさせていただきました。
3者の講演の後は、ワークショップということで参加者がグループに別れて、自施設の取り組みや今後できることなどを活発にお話しされておりました。
少しでも今日からのOLS活動に活かせるヒントを掴めたのではないでしょうか。
(熱いワークショップが行われた会場)
セミナーの後は、しっかり鰻を食べて帰ってきましたよ。
やはり美味しいですね。
疲れが一瞬で消えて、OLS活動に対する鋭気が養われました。
今回もたくさんの方と出会えて本当に貴重な会になりました。
次の予定は、法人内のリハ部門が集まる研修会で少しお話しさせていただきます。
スライドもできているので、準備はバッチリです!
以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第95談でした(^ ^)
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