【調査報告2】理学療法士の骨粗鬆症に対する運動療法の実施状況は?

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こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第59談

 

前々回に、理学療法士がどのくらい骨粗鬆症に対する評価ができているのかについて報告を行いました。

今回は、「骨粗鬆症に対してどのくらい運動療法を実施しているのか」についての報告です。

 

今回も大阪府堺市の9病院で勤務する理学療法士146名に対してアンケートを実施して、昨年の骨粗鬆症学会で発表した内容の一部です。

 

さて、見ていきましょう。

「よくある」と「時々ある」を合わせてもたったの13%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると75%でした。

 

ほとんどの理学療法士が骨粗鬆症に対して運動療法を実施していない悲しい結果でした。

 

それに対して、転倒に対して運動療法を実施しているのかについて聞いて見ました。

「よくある」と「時々ある」を合わせると80%でした。

 

評価に続いて「骨粗鬆症」に対する実施は少なく、「転倒」に対してはよく実施していることがわかりました。

おそらく、評価していない人は運動療法の実施もできていないのでしょうね。

 

その原因はなんなのでしょうか。

可能性が高い2つの原因はこれではないでしょうか?

・骨粗鬆症に対する意識の欠如

・骨粗鬆症に対する評価と運動療法の方法がわからない

 

前回も述べましたが、理学療法士であり骨粗鬆症マネージャーとして、同職種に対する啓発活動は必要です。

なぜ、理学療法士も骨粗鬆症に対して取り組まないといけないのか?

骨粗鬆症の分野において理学療法士に求められるものは何か?

 

焦らず、じっくりと確実に活動を進めていければと思います。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第59談でした(^ ^)

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