骨粗鬆症に対する3つの専門的検査とは

こんにちは(^ ^)

 

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第15談

 

今までは、かんたん自己チェックについてお伝えしてきました。

そこで、少しでも疑わしいことがあれば、ぜひ専門的な検査を医療機関で受けてください。

そして、ご自身の骨の状態を知りましょう。

 

では、どんな専門的な検査が行われるのでしょうか。

 

今回は、大きく3つに分けてご説明させていただきます。

 

1.骨密度検査

骨密度は、骨の強さを調べるための代表的な検査です。骨の中にどれくらいのミネラル(カルシウムなど)が含まれているのかを測定します。結果は、パーセンテージ(%)で表示されます。それは若年成人を100%とした場合の骨の状態を表しています。

 

<結果の見方>

80%以上 : 正常

70〜79% : 骨量減少

69%以下 : 骨粗鬆症の危険性

(若年成人を100%とした場合)

 

2.レントゲン検査

主に背骨(胸椎や腰椎)のレントゲン撮影をして、骨折の有無や骨の形、濃さをみます。他の内科的検査のために撮影したレントゲンで背骨の骨折が見つかることもあります。

 

3.血液・尿検査

新しく作られる骨(骨形成)を測る骨形成マーカーと、壊れる骨(骨吸収)を測る骨吸収マーカーがあります。これらを調べることで、新しく作られる骨(骨形成)と壊れる骨(骨吸収)のバランス(骨の新陳代謝)がわかります。骨密度が預金通帳の残高であれば、骨代謝マーカーは預金通帳のお金の出し入れがわかります。

 

いずれも専門的な検査ですので、医療機関で実施することになりますが、一度自分の骨の状態は把握しておきましょう。

特に、女性で40歳以上であれば、定期的に確認は必要と思われます。 ご検討を!

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第15談 でした(^ ^)

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