「OLS-7」②既存骨折と併存疾患の確認

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こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第236談

 

骨粗鬆症ケアの実践に便利な評価ツール「OLS-7」

 

その紹介シリーズ

今回は、「②既存骨折と併存疾患の確認」

 

【詳細版】

  • 既存骨折
  • 骨折部位
  • 続発性骨粗鬆症の原疾患の確認

 

【簡易版】

  • 既存骨折
  • 骨折部位
  • お薬手帳による他疾患治療状況の確認

 

【ミニマム版】

  • 既存骨折
  • 骨折部位の確認

 

脆弱性骨折の既往は年齢や骨量減少に関係なく、次の骨折を招く危険因子となります。

“骨折連鎖”を予防するためには既存骨折の確認は必要です。

 

この評価も職種に関係なく実施しやすいため、問診や診療録からの情報収集で把握しやすいですね。

 

あなたの職種やあなたの施設では、どの評価ができますか?

 

当院は、以下の評価を実施しています。

  • 既存骨折
  • 骨折部位
  • 骨量が低下する可能性のある疾患の有無の確認

 

既存骨折と骨折部位の評価は、大腿骨近位部骨折、上腕骨近位部骨折、橈骨遠位端骨折はカルテから情報収集し、椎体骨折は椎体のレントゲンを用いて整形外科医がSQグレードにて評価しています。

 

その他、骨量低下の原因となりうる疾患については、COPDや慢性腎不全、関節リウマチ、糖尿病などを罹患していないかカルテから情報収集しています。

 

これらの情報は全てデータベースに登録しています。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと@骨心 第236談でした(^ ^)

 

(参考:鈴木敦詞:骨粗鬆症リエゾンサービスと簡易評価票「OLS-7」について;The Journal of Japan Osteoporosis Society Vol.2 No.2 2016)

 

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