【調査報告】理学療法士の骨粗鬆症に対する評価実態は?

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こんにちは(^ ^)

骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第57談

 

今日は、理学療法士が骨粗鬆症に対してどれくらい評価ができているのかについてです。

この調査は、昨年の骨粗鬆症学会で発表した内容の一部になります。

 

大阪府堺市の9病院で勤務する理学療法士146名に対してアンケートの結果です。

「よくある」と「時々ある」を合わせてもたったの9%でした。

それに対して、「ほとんどない」、「まったくない」を合わせると82%でした。

 

ほとんどの理学療法士が骨粗鬆症に対する評価を行なっていない悲しい結果でした。

 

それに対して、転倒に対して評価しているのかについて聞いて見ました。

なんと、「よくある」と「時々ある」を合わせると87%でした。

 

「骨粗鬆症」に対して評価できていないけど、「転倒」に対しては評価している。

これが理学療法士の現状です。

 

理学療法士は、筋力やバランス能力に対する評価の意識は強く持っています。

骨折の予防には骨粗鬆症に対する評価は非常に重要です。

 

理学療法士であり骨粗鬆症マネージャーとして、同職種に対する啓発活動は今後も必要ですね。

 

以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第57談でした(^ ^)

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