こんにちは(^ ^)
骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第21談
前回まではカルシウムについてお話をしてきましたが、今回から取り上げるのはビタミンDです。
ビタミンDと聞いて、ピンとこない方は多いのではないでしょうか?
私も、骨粗鬆症について勉強するまではビタミンDについては全くの無知でした。
しかし、ビタミンDがこんなにも骨粗鬆症の予防と治療に重要な役割を果たしていたなんてと感銘しました。
ビタミンDの役割は、体内に取り込まれたカルシウムを小腸に吸収されるのを助けることです。
ってことは、ただカルシウムを摂取していてもビタミンDが欠乏していたら意味がないということになります。
特に小児でのビタミンD欠乏は、体格の変形を伴う「くる病」となる危険性があるため欠かすことはできません。
また、ビタミンDはそれだけでなく、筋力増強効果や、転倒予防効果が認められたとの報告もあり、骨強度だけでなく、骨折の原因となる転倒にも効果がある素晴らしい栄養素です。
ということで、しばらくはビタミンDを取り上げてお伝えしていきたいと思います。
ちなみに、ビタミンDはカルシウムと違って、ほとんどが体内で生成されます。
以上、骨粗鬆症マネージャーが教える!骨折予防に必要なこと 第21談 でした(^ ^)